BLOG

中野写真事務所 代表 中野 成隆のブログです。不定期に更新していますので、時々様子見に訪れてください。

 

ブログ一覧

初夏を告げるホタルの飛翔


 

 


 

 初夏を告げるホタルが飛びだした
 先々月にホタル撮影の依頼があったが、先方の都合でぽしゃってしまった。
その時、ホタルの良いサンプル写真が手元になかったので、撮影しておくことにした。

 どんな撮影でもそうだが、ホタルの撮影は特に事前調査が必要。
何日頃どこでどのような飛び方をするのか知っておかないといけない。
そして近くの街灯、車の往来、市民ギャラリーの有無などのロケハンは必須。
ホタルが驚くので、ホタルが飛び始めてからは懐中電灯は使用出来ない。
撮影中は闇に包まれているので三脚の移動は難しい。
写真の手前に写っている草むらは肉眼ではほどんど見えていないので、
フレーミングもピントの確認もできない。
今回は遭遇しなかったが、撮影ポイントは蝮の生息域でもある。
不用意な闇の中の移動は惨事をもたらす。
やはり自然を相手にするのは大変だ。


2024年05月17日

サクラの中を下るケーブルカー


 

 


 サクラの間を降りていく皿倉登山鉄道。皿倉山の山腹には色々なサクラの木が生えている。
この時期色々な色の桜が山腹を彩る。その多さにびっくりするが、それも一瞬。花が終わると他の木に紛れて区別がつかなくなる。

北九州市八幡東区皿倉山。


2024年04月06日

皿倉山の夜明け


 

 


 今年、初日の出を拝めたのは良かったが、ベストな日の出という訳ではなかった。そこで再度チャレンジ。この日は快晴、空気も澄んでいた。朝日に照らされた豊前海、遠くに鶴見・由布、英彦山の向こうにはくじゅうの頂も見え素晴らしい夜明けだった。時折こんな景色を見せてくれるので山の写真はやめられない。

北九州市八幡東区皿倉山付近から撮影。


2024年01月16日

鳥町食堂街の火災


 

 


また北九州市で大規模火災が発生。
場所は小倉北区魚町商店街に隣接する鳥町食堂街。
私はあまり行ったことがないが、古くからのファンも多い。
原因は鍋のかけ忘れとのこと。2回目の旦過市場の火災原因と同じ。
火を扱う職業でありながら防火意識の希薄さを感じる。
「火を出した人はいたたまれない気持ちだろうね。かわいそうに。」という声を聴いた。
では、延焼で店を失った者はどう考えれば良いのだろう。
失火となれば、出火元は損害賠償を免れることができる。
重過失の判決を受ければ損害賠償の責務が生じるが、補償能力が無ければ同じこと。
今回の火事では人的被害がなかったのが幸い。

火災は運が悪くなければそんなに起こることではない。
「危なかった火事になるところだった。」という経験はきっと多くの人にあると思う。
しかし運はいつも良いというわけにはいかない。何時か火事は起きてしまう。そのスパンが人の一生より長いだけと考える。
これに対抗するためには自分たちの力で初期消火を成功させる必要がある。
商店街などで有効なのは簡易消火栓(簡易型屋外初期消火設備)だろう。
なぜなら消火器は十数秒で放射が終了し、消防隊到着まで火勢を押さえる能力がないためである。
簡易消火栓は水道管直結で1基50万円程度で設置できると聞いた。但し、簡易消火栓などの取り扱いは消防機器は日頃からの訓練が必要になる。
また、日頃からの訓練を行うということで防火意識を維持できるのではないかと思う。
本当に自分たちの商店街を大事に思っているのなら、火事や災害から商店街を守るという意識を持つことが肝要だと思う。

2024年01月06日

帆柱山


 

 
帆柱山

北九州八幡の三山と云えば皿倉山、権現山、帆柱山。
一番低いのは八幡西区の帆柱山だが、皿倉山と混同されていた時期もあって古い人に名前が知られているのは帆柱山。しかし一番人が訪れないのも帆柱山。頂上には戦後育ったと思われる木々が繁り眺望はない。ケルンの上に小さな標識が立てられているだけ。八幡東区の皿倉山方面からの登山道は整備されているが、八幡西区からの登山道は荒れており廃道に近い。途中ルートが消失しているところがあるので注意が必要。

帆柱山山頂標識(福岡県北九州市八幡西区)

2023年10月05日
» 続きを読む